グラストラッカーに限らず、国産のバイクいハイオク指定の車種はないと思います。
ハイオクでもレギュラーでも問題なく走ります。
しかし、ハイオクは値段が高いですから、それに見合った効果がなければ、あえてハイオクを入れる意味がありません。
ハイオクガソリンと、レギュラーガソリンとどこが違うのでしょうか。
その違いは「オクタン価」の違いです。この「オクタン価」とは、ガソリンのアンチノック性を表す指標で、数値が大きいほどノッキングがおこりにくいです。
ノッキングとは、ガソリンに着火するタイミングより、早く着火する時に発生する甲高いキンキン音が発生する現象です。
普通はプラグの点火によってガソリンが燃焼するのですが、ガソリンの圧縮によって自己着火してしまうのです。この自己着火を防止するのがハイオクガソリンです。
つまり、燃えにくいガソリンといえます。
ですから、エンジンがハイオク仕様でなければ、性能が発揮できないので意味がありません。
宝の持ち腐れとでも言えましょうか。
グラストラッカーに対抗する他社のバイクでヤマハTW200,TW125があります。
TWとは、Trail Way(トレールウェイ)の略で、オフロードつまりは、どんな場所でも走破するアドベンチャーマシンをイメージしています。
1987年4月にTW200として販売を開始した時に、極太のリアタイヤは「バルーンタイヤ」と呼ばれるほど注目され、異色のアドベンチャーオフロードモデルとして登場しました。
その極太の前後タイヤは砂地や雪上でも抜群のトラクションを発揮し、200cc空冷SOHC2バルブ単気筒エンジンには高度補正装置付きキャブレターが組み合わされ、トルクは中低速重視に16psと敢えて設定されています。
冒険家の風間深志が北極点到達チャレンジの際のベースマシンに選んだのは、走る場所を選ばない高い走破性が買われたことによるものです。
発売10年後の1990年代後半に入ると、もともとはオフロードマシンであったTW200が、最大の特徴である極太タイヤが人気を博し、若者による街乗り用のカスタムベースマシンとして突然の大ブレイクを成し遂げました。
「ストリートモデル」という新たなジャンルを作り、街中でカスタムしたTWに乗る人のことを指す「ティーダバー」、またバッテリーレス化などでわざと車体をスカスカに見せるカスタムを指す「スカチューン」なる単語まで生み出しました。